子供とスキー場に行くときの準備

子供たちをスキー場に連れて行くときに、どんな格好をさせれば良いか悩みますよね。
ここでは、0歳の頃からスキー場へ子供たちを連れて行っている代表の経験から、Sota/Ryotaを例にどのような服装や装備をさせているのかご紹介したいと思います。

スキー場での基本は防寒対策

スキー場では暑い日もあれば、吹雪の日もあります。どこに照準を絞れば良いかというとそれは防寒対策です。

子供たちがスキーやスノーボードを楽しむためにでも書きましたが、子供たちが滑りたくなくなる一つの理由として、「寒いから」があります。
幸い、Sota/Ryotaは寒いからといって滑るのを止めたことはほとんどありません。軽い吹雪程度であれば、普通に滑っていますがそれでも大丈夫です。

Sota/Ryotaやその友達たちの経験からいっても、「暑いから」と滑るのが嫌だといったことは聞いたことがありません。
暑い分にはインナーを一枚脱いだり、ウェアのファスナーを開いたりすれば対策は可能です。
ただし、寒い事に対してはその場で対策を始めるのは難しいので、まずは寒くないことを前提に格好、装備を選びます。

では実際どのような格好をさせているかというと、基本コンセプトは

肌は露出させない

ことだと思っています。

写真を見て欲しいんですが、この写真は4月の後半に撮った写真です。
4月でも、基本的には以下の装備は必須だと思っています。

  • ヘルメット
  • ゴーグル
  • フェイスマスク
  • ウェア上下
  • グローブ
  • スキー用の靴下
  • 吸水、撥水性に優れたファーストレイヤー

暑さの調整はファーストレイヤー以外の洋服で行っていて、それ以外は基本的には同じ格好を真冬でもさせています。
同じスキー場でも、朝一や夕方近くになると気温がぐっと下がることは普通にありますし、エッジなどでの怪我の予防のためにもゴールデンウィークでもウェアは着せています。
※2017-18シーズンでは、暑い時期専用の薄手のジャケット(ウィンドブレーカーのようなもの)にしました。

先ほど、肌は露出させないと書きましたが、そのためにゴーグルとフェイスマスクは必須アイテムです。
ゴーグルは寒さ対策とともに、目を太陽光線から守ってくれる役割を果たしてくれます。
天気の良い日にゴーグルなしに滑ると目が反射光で焼けてしまい、痛くなってしまいます。場合によっては視力低下の原因ともなると思いますので、どんな場合でもゴーグルは必ず着用しましょう。
フェイスマスクはもちろん防寒の意味もありますが、日焼け防止にも有効です。
ゴーグルは必須といいましたが、ゴーグルだけつけて天気の良い日に滑っていると、いわゆる「パンダ焼け」してしまいます。特に滑走日数が多いととんでもない焼け方をしてしまいますので、ゴーグルとともにフェイスマスクは外して滑ったことは無いです。

ゴーグルやフェイスマスクをする際に重要なのはヘルメットです。
ヘルメットは当然、転倒や衝突時に頭部を守ってもらうためのものでもありますが、もう一つ重要な役割をしてくれています。
それは、ゴーグルなどがとれることを防いでくれるということです。
スキーやスノーボードをするとどうしても転倒してしまいます。そのときに、ビーニー(毛糸の帽子)などにゴーグルだとほぼ間違いなくゴーグルが外れてしまい、そのたびに帽子とゴーグルとフェイスマスクを直して・・・、と大変な作業になってしまい滑るのが嫌になってしまう一つの要因になります。
そのため、ゴーグルをつけるときは必ずヘルメットをかぶらせるようにしましょう。

ちなみに、ヘルメットをつけるときのゴーグル選びで注意があります。それは、ヘルメット対応のゴーグルを選ぶことです。
ゴーグルにはヘルメットに対応しているモデル、そうでは無いモデルがあります。
ヘルメット対応で無いゴーグルをつけてしまうとヘルメットとゴーグルの間に隙間が出来てしまい、曇ったりヘルメットが本来の役割を果たさなかったりする原因となりますので気をつけましょう。
キッズ向けの「ちゃんとした」ゴーグルは概ねヘルメット対応していると思いますので、安心して下さい。
違いが分からない方は、ゴーグルを購入する際にヘルメットを着けることを店員にお話しして選んでもらうと良いと思います。

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