実際にどんな長さのスキーを選べばいいのか考えて行きましょう。
サイトを検索すると色々なコメントがありますが、身長が120cmを越えたら身長と同程度、それ以前は身長-10~15cmが基本などと言われています。
snow-kids.jpでは、板の長さの考え方編でも書いているように
- お子さんが未就学児か、小学生以上か
- 滑走レベルは、初心者、初級、中級
を基に判断するのが良いのではないかと考えています。
滑走レベルが初心者(初めて滑る~初級コースなら滑れる)の場合
スキーを始めたばかりのお子さんの場合、年齢に関係なく身長-15cmを基本に長くても-10cmまでの長さとするようにしてください。
幼稚園児でも小学生の高学年でも同じ考え方で問題ありません。
購入をご検討の方は、来シーズンも履けるようにと長めの板を検討されると思います。
特に初心者の場合、長めの板を購入することは絶対にやめて下さい。
基本的に、小学生以下の場合は板やブーツは1シーズンしか使えないものだと思って下さい。
2シーズン以上もたせるとそれは子供に無理をさせているということになります。
スキーを初めたての頃はスキー板を操作することがやり易いということがとにかく重要になります。
長い板を履くと板のコントロールが難しく、ターンが上手くできない上にスピードが出やすいためにどんどん加速して、コントロールがより難しくなってしまいます。
初めてスキーをする子供たちは、まずはリフトに乗って自分の力で滑って降りてくることが出来るようになってスキーを楽しむことが第一の目的なので、板は扱いやすく曲がりやすいものを選ぶべきです。そのためには、悩んだら短めの板にすることが重要です。
ちなみに、キッズサイズのスキーの板は靴のように1cm刻みなどで有るわけではなく、80cmの次が92cmなど、10cm程度間隔が開くのが一般的です。また、何cmのものがあるかはメーカーやモデルによって異なります。
(板はジュニアモデルなどと記されている事が多いです。)
販売店やレンタル店によって品揃えが異なりますが、-15cmぴったりの物がなかったら以下の順序で考えてください。
- -15~-19cm程度の板がないか
- -15~-10cmのものがないか
- -19cmより短いものがないか
例えば、2016-17シーズンSotaは身長110cm(年長)でしたが、95cmの板は無いため、92cmの板を使っていました。Ryotaの身長は96cm(年少)でしたが、81cmの板はないため80cmの板を選んでいます。(ちなみに二人の滑走レベルは、シーズン始めの時はSotaは上級レベルの入り口、Ryotaは初級の入口位のレベルを想定していました。)
とにかく悩んだら短めを選ぶ、それが子供向けのスキー板選びのポイントです。